ラ・リーガ1部の古豪マジョルカ(マヨルカ)は、レアルマドリードから久保建英選手をレンタルで獲得したと発表しました。
日本代表の未来ともいえる久保建英選手の移籍は、レンタルでの移籍とはいえマジョルカの本拠地であるマジョルカ島のサポーターを大いに熱狂させたようです。
今季久保建英選手がプレーすることとなったマジョルカとはどんなチームで、どのようなメンバーが揃っているのでしょうか。
久保建英が移籍するマジョルカのメンバーとは?
【久保 マジョルカ期限付き移籍】https://t.co/u3Y0cdkkae
スペイン1部のマジョルカは、レアル・マドリードからFW久保建英が、2020年6月30日までの期限付き移籍で加入したことをクラブ公式サイトで発表した。久保は現地時間23日よりマジョルカの練習に参加する。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) August 22, 2019
移籍発表前は、本人の希望はレアルマドリード残留でジダン監督も残留を望んでいることから、レアルマドリードのカスティージャに所属することが予想されていました。
ですが今回、大半の予想を裏切ってのマジョルカへの期限付き移籍となりました。
ラ・リーガ1部の古豪マジョルカに在籍しているメンバーは、トップチーム登録27人中15人と半分近くがスペイン人で構成されています。
監督はスペイン人のヴィセンテ・モレノ監督で、3部リーグから1部までチームを引き上げた実績があり、サポーターからの信頼も厚い監督とです。
今季開幕戦は日本人の乾貴士選手も所属するエイバルと対戦し見事勝利を収めています。
久保建英選手自体はまだチームに合流したばかりで、練習に参加を始めた段階となっています。
すでにメンバーからは歓迎されているようで、雰囲気の良いなかで練習に参加できていると報道されています。
これから久保建英選手が共にシーズンを戦っていくメンバーはどのような選手がいて、どのような選手とスターティングメンバー争いをしていくのでしょうか?
まずは、今季のスターティングメンバーからご紹介致します。
今季のスターティングメンバー
今季のスターティングメンバーは以下のようになっています。
GK
マノロ・レイナ(スペイン)
DF
ホアン・サストレ(スペイン)
ルモール・アグベニュー(ガーナ)
アントニオ・ライオ(スペイン)
マルティン・ヴァリエント(スロバキア)
MF
サルヴァ・セビージャ(スペイン)
イドリス・ババ(ガーナ)
ダニ・ロドリゲス(スペイン)
アレックス・フェバス(スペイン)
FW
ラゴ・ジュニア(コートジボワール)
アンテ・ブディミール(クロアチア)
以上の選手とスターティングメンバーの座をかけて久保選手の戦いが始まります。
マジョルカのメンバーで久保建英のライバルになるのは?
日本代表の至宝と言われる久保選手が所属したチームとは言え、マジョルカと聞いてどんなメンバー構成のチームか知っている人は少ないかと思います。
先にスターティングメンバーの名前を挙げましたが、なかなか海外サッカー好きでも見慣れない名前が並んでいますよね。
いったい今節で久保選手とレギュラー争いする選手は誰なのか、ご説明していきたいと思います。
まず、久保選手の登録はFWですが二列目の右サイドで起用される可能性が高いと言われています。
昨シーズンにその位置でレギュラーを張っていたのが、36試合で5G7Aを記録したスペイン人FWのアルダイ・カブレラ(スペイン)です。
ただ、このスペイン人FWは故障により復帰は3節以降と言われており若干出遅れているようです。
更にライバル視されているのは、リーグ・アンのギャンガンから今季加入したヤニス・サリビュル選手です。
昨シーズンはサンテティエンヌに所属期限付きでレンタルに出されており、22試合に出場して1ゴールを挙げています。
今夏の移籍マーケットで、マジョルカは契約切れの選手を中心に費用を抑えた補強を行っていましたが、唯一200万ユーロ(約5億円)の出費をしてまで獲得したのがヤニス選手です。
このフランス人レフティーが久保選手のレギュラー争いのライバルとなっています。
チームの戦術次第でトップ下を置く場合は、久保建英選手も当然その選択肢に入ります。
ですが、トップ下をこなせるメンバーも非常に多く在籍しており、ダニ・ロドリゲスやアレイシ・フェバスなども候補の一人です。
いかに世界最高峰のチームの一つレアルマドリードからのレンタルとはいえ、3部リーグから2季でトップリーグに昇格したチームのメンバーは簡単にはレギュラーは譲ってはくれないでしょう。
左サイドには不動の定位置を確保しているコートジボワールのラゴ・ジュニア選手が定着していますが、ここのバックアップのメンバーがいないという点も注目です。
両サイドで活躍できる久保選手であれば、ラゴ選手に何かあった際に左サイドでの起用という選択肢もあると思います。
マジョルカ現地サポーター、かつて所属した大久保嘉人のユニフォームの「O」削り、ローンでの加入間近の久保建英のユニフォームに改良 pic.twitter.com/08noYR45ho
— FootballioN (@football_lion_) August 22, 2019
まとめ
今季は慣れるところからになるだろうというマジョルカのCEOの発言をみても、まずは途中出場からの起用になる可能性が高い久保建英選手ですが、少ないチャンスでも違いを生み出せる選手ですので、活躍して欲しいですね。