皆さんこんにちは!
ごく普通の会社員です!
今年も梅雨の季節がやってきましたね。
晴れ間が少なく、雨が多い。そのため洗濯物や生ものの管理が大変。
そのうえ、気圧が低いので体調不良になる人もいます。
なので、街では早く梅雨明けてほしいなーーーっという声もちらほら。
ということで今回は、気象庁が公開している過去67年間のデータを元に、四国地方の梅雨明けや例年の梅雨平均期間等を調査しました。
気象庁等の省庁は、様々なデータを公開しているので、本当に便利です!
それにより、四国地方のみならず、各地方の最速梅雨入りや最遅梅雨入り。また地方別平均梅雨期間も正しいデータで調査することができました!
と言う事で今回は”梅雨明け2018四国はいつ?例年の期間や明けの条件・基準は?”と題し、以下の5点について調査していきますね!
- 四国地方の対象地域はどこ?
- 2018年四国の梅雨入りはいつ?
- 2018年四国の梅雨明けはいつ?
- 梅雨入りや梅雨明けの基準や条件って何?
- 過去67年のデータから見る四国の梅雨って?
それでは本題に入っていきましょう!
四国地方の対象地域はどこ?
さてはじめに、四国地方と言っても具体的にの地域かわからないとなので、気象庁の発表している”四国地方”をざっくりと見てみましょう!
気象庁は四国を以下ように区分しています。
- 徳島県
- 香川県
- 高知県
- 愛媛県
四国地方はそのまま四国の事ですね!
2018年四国地方の梅雨入りはいつ?
さて、肝心の四国地方の梅雨入りですが、いつなのでしょうか?
結論から言うと、私は四国地方の梅雨入りは6月2日~5日ごろだと予想します!
その根拠を示すため、一旦四国の過去10年間のデータを見てみましょう!
四国の梅雨入り予想と、過去10年のデータ
過去10年の四国の梅雨入りデータ | |
---|---|
年 | 梅雨入り日 |
2008年 | 5月28日 |
2009年 | 6月3日 |
2010年 | 6月13日 |
2011年 | 5月21日 |
2012年 | 6月2日 |
2013年 | 5月27日 |
2014年 | 6月2日 |
2015年 | 6月2日 |
2016年 | 6月4日 |
2017年 | 6月20日 |
さて、気象庁が発表している四国地方の梅雨入りデータの過去10年分を使用し、わかりやすく表にしてみました!!
近年の四国の梅雨入りの傾向は、場所が近いからなのか中国地方に似ていますね!
5月末~6月頭に梅雨入りする傾向があります!
気象庁も、四国地方の例年梅雨入りは6月5日としていますし、去年の梅雨入りは中国地方と九州北部と一緒でした。
また、エクセルで過去10年分の平均を計算したところ、6月2日となりました。
という事で、私は四国地方の梅雨入りは6月2日~5日ごろになるのでは?と予想します!
2018年四国の梅雨明けはいつ?
6月2日~5日ごろが四国地方の梅雨入りと予測した一方で、梅雨明けはいつなのでしょうか。
こちらも大胆に予測していきましょう!
まずは気象庁発表の過去10年のデータを見てみましょう!
過去10年の四国地方の梅雨明けデータ
過去10年の四国梅雨明けデータ | |
---|---|
年 | 梅雨明け日 |
2008年 | 7月6日 |
2009年 | 7月30日 |
2010年 | 7月17日 |
2011年 | 7月8日 |
2012年 | 7月17日 |
2013年 | 7月8日 |
2014年 | 7月20日 |
2015年 | 7月24日 |
2016年 | 7月18日 |
2017年 | 7月13日 |
四国の過去10年間のデータを表にまとめましたが、7月の中でも結構ばらつきがあります。
気象庁は、四国地方の例年梅雨明けを7月18日としています。
また私が、エクセルで過去10年間の平均を算出した結果、7月16日となりました。
という事は、四国地方の梅雨明けは7月16日~18日ごろになるのではないでしょうか!
いずれにしても、九州・四国・中国・近畿は同時に梅雨入り・明けしているので、その地方の天気予報をチェックするのもいいかもしれませんね。
梅雨入りや梅雨明けの基準や条件ってなに?
さてさて、四国地方の2018年の梅雨明けが7月16日~18日ごろになるのはわかったというところで!
次に気になるのは、梅雨明けの基準や条件!
桜の開花に関しては、”各気象台付近に特定の桜の蕾が咲いた時点”とあります。
梅雨入りや梅雨明けに、このような明確になっている基準や条件はあるのでしょうか。
結論から言うと、”明確”な基準や条件ありません。
気象庁は過去のデータから、暫定的に”なんとなく”梅雨っぽいから梅雨宣言をして、梅雨が明けたっぽいから梅雨明け宣言をしています。
こう言うと、「ええーーーーー、気象庁なのに、”なんとなく”宣言しているの!?」って思うかもしれません。
しかし、この”なんとなく宣言”ですが、そうせざるを得ない理由があるみたいですね!
梅雨明けを断定できないのは、クレームが原因?
気象庁が過去に梅雨明けを宣言した際、クレームが入りました。
クレームの内容は、梅雨明け宣言したのにもかかわらず、曇天や雨が続いたから。ですね。
それ以降、梅雨の発表を見送っていましたが、やはり梅雨の発表はしてほしいとのことで復活したそうです。
復活後は、クレームを入ったことを反省し、”●月●日ごろ”といった表現が使われ始めたようですね!
確かに気象庁の発表を思い出すと、「梅雨入りしたと見られます」や「梅雨明けしたと見られます」といった曖昧な表現になっています。
やはり自然が相手ですし、いくら国の機関といえども予想は難しいのかもしれません!
そうは言っても、基準や条件はあることはある
梅雨宣言が難しいのは上記で書きました。
梅雨前線は縦に100kmしかない横に長く、縦に短い小さな前線です。
高気圧によって挟まれているわけなので、停滞をする一方で、高気圧の張り出し方によって天気が目まぐるしく変わります。
本当に気象予報が難しいのが梅雨空です。
しかしそうはいっても、暫定的ではありますが、梅雨入り梅雨明け共に、基準や条件はあります。
梅雨入りと梅雨明けの条件を見てみましょう!
梅雨入りの基準や条件は?
- 晴天が2日以上続いた後、梅雨前線の影響で前日と本日が雨で、さらにその後1週間の天気予報が5日以上雨または曇りの天気の場合
つまり、晴れが続いていたと思ったら、いきなり雨が降ってその後も曇天や雨が多いなーーっていう天気図の場合が梅雨入りと言う訳ですね!
梅雨明けの基準や条件は?
- 雨が2日以上続いた後、梅雨前線が北上し前日と本日が晴れで、さらにその後1週間の天気予報が5日以上晴れの天気の場合
梅雨入りの基準の逆パターンですね!
つまり、雨が続いていたと思ったら、いきなり晴れてきて、梅雨前線も北上していったので、梅雨明けたかも!ってなった場合の事です!
過去67年のデータから見る四国の梅雨
それでは、ここからは過去67年間の四国地方の最速・最遅の梅雨入りや、最速・最遅梅雨明けを見ていきましょう!
梅雨入りの過去最速・最遅は?
気象庁発表の四国地方の過去67年間のデータをグラフにしてみました!
縦軸に日付を取り、横軸に年を持ってきています。
わかりやすいように、平均線も持ってきています!
この情報を元に、四国地方の最速と最遅をまとめてみました!
四国過去67年間の梅雨入りデータ | |
---|---|
最速 | 1976年5月1日 |
最遅 | 1967年6月21日 |
最遅-最速 | 33日 |
こうしてみてみると、最速と最遅で意外と差がありませんね。
中国地方は47日も差があった一方で、四国地方は33日と比較的おとなしいですね
グラフを見てみると、平均線が一気に上昇していますね。
しかし、これは去年の梅雨入りの遅れが影響していると思います。
この要素を抜いて考えると、近年の梅雨入りの傾向は、そこまで急激ではなく、徐々に梅雨入りが遅くなっているものと思われます。
梅雨明けの過去最速・最遅は?
それでは梅雨明けの過去67年間のデータはどうなっているのでしょうか!
こちらもグラフにしてまとめて見ました!
こちらのグラフでは、1991年あたりが歯抜けになっていますが、これは気象庁にデータがなかったという事ですね。
早速、四国地方の梅雨明けの最速と最遅を見ていきましょう!
四国過去67年間の梅雨明けデータ | |
---|---|
最速 | 1964年7月1日 |
最遅 | 1954年8月2日 |
最遅-最速 | 32日 |
こうして見てみると、四国の梅雨明けは、梅雨入りほどの大きな差はありませんね!
中国地方の梅雨入りは最大47日間の差になって今したが、四国地方の梅雨明けは31日程度に収まっています!
また平均線が少し右上がりになっているので、梅雨明けも遅くなっている傾向があるのでしょうか。
降水量平年比はどう?
この降水量のグラフでは、四国地方の降水量が例年に比べ、多かったのか少なかったのかがわかるようになっています。
例年の平均値を100としたときに、100以上だと例年よりも多く、100未満だと例年より少ないと言えます。
平均値を見てみると、2000年ぐらいからなだらかな右肩上がりになっているのがわかります。
それ以前はなだらかな右肩下がりだったのを考えると、2000年を境に降水量が増えているという事でしょうか。
中国地方の降水量が例年比で多くて140%だったことを考えると、四国は結構例年比が多い感じがしますね!
その証拠に2011年以降で140%前後となっている年が4回あります。
四国は太平洋が南にある特徴から、雨が中国地方よりも多いのが特徴なのがわかりますね。
まとめ
“梅雨明け2018四国はいつ?例年の期間や明けの条件・基準は?”について調査してきましたが、どうでしたでしょうか!
この記事を簡単にまとめてみましょう!
- 四国地方の対象地域はどこ?
⇒香川県、徳島県、愛媛県、高知県の4県 - 2018年四国の梅雨入りはいつ?
⇒6月2日~5日ごろ - 2018年四国の梅雨明けはいつ?
⇒7月16日~18日ごろ - 梅雨入りや梅雨明けの基準や条件って何?
⇒現在梅雨時期の気象予報の難しさから、暫定的な基準しかない。
⇒梅雨前線の影響で5日雨か曇りが続いたら梅雨入り。
⇒梅雨前線が通り過ぎ、5日晴れか曇りが続いたら梅雨明け。 - 過去67年のデータから見る四国の梅雨って?
⇒例年では、降水量が増えている傾向にある。
⇒梅雨入りが遅くなっている一方で、梅雨明けは早まっている傾向がある。
以上ごく普通の会社員でした!
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