みなさんこんにちは!ごく普通の会社員です。
日産の不正検査がまたもやニュースになりましたね。
日産以外にもスバルやスズキといった日本車メーカーが、不正検査をしていたことが一時期ニュースになりましたね。
正直またか。。といった印象です。
日本車は本当に大丈夫なのかと言いたくなる状況ですが、今回の日産不正排ガス検査の補償やリコールはあるのでしょうか。
また対象車種や不正内容はどのようなものなのでしょうか。
今回は「日産不正排ガス検査の補償やリコールは?対象車種や不正内容がヤバい!」と題し以下の内容で書いていきます。
- 日産不正排ガスのニュース概要
- 日産不正排ガス検査の保証は?
- 日産不正排ガス検査のリコールはある?
- 日産不正排ガス検査の対象車種は?
- 日産不正排ガス検査の内容がヤバい!?
それでは早速本題にないって行きましょう。
日産不正排ガス検査のニュース概要
日産自動車の複数の工場で、新車の出荷前に行う排ガス性能の検査結果を、都合よく改ざんする不正が行われていたことがわかった。この検査は昨年、無資格者の従事が発覚した「完成検査」の工程のひとつで、日産の品質管理への姿勢が改めて厳しく問われることになりそうだ。
関係者によると、今回不正が発覚したのは、出荷前に車の性能をチェックする「完成検査」の中で、数百台から数千台に1台の割合で車を選んで実施する「抜き取り検査」という工程。そこで行われる排ガス性能の測定で、思わしくない結果が出た場合、都合のいい数値に書き換える不正が国内の複数の工場で行われていたという。今春以降に社内で発覚したという。
日産は一度完成品検査を資格を持たない検査員が行っていたことでニュースになりました。
また燃費改ざんなども行っており、今回は3回目の不正となります。
都度ニュースになっており、またかと感じた人も多いはず。
GTRや自動運転技術など、日本車メーカーを牽引している企業なだけに非常に残念ですね。
日産不正排ガス検査の内容は?
それでは具体的に今回の日産不正排ガス検査は、どういった内容だったのでしょうか。
今回社内での抜き取り検査をした結果、1171台で不正が発覚したとの事です。
抜き取り検査は数百台から数千台に1台の割合との事なので、少なくとも対象車両台数は117100台になると思います。
多ければ200万台以上になる可能性もあります。
以下具体的な不正排ガス検査の内容です。
- 排ガス試験を行う際、試験室の温度などが規定値ではなかった。
- JC08モードの試験をする際、ドライバーのミスで指定速度を追いかけられなかった時のデータを使った。
- 単純に数字の改ざんを行っていた。
この内容を見ると、今後日産という企業を信頼できなくなります。
しかし一方では、この不正を見つけたのが日産であったというのが救いかもしれません。
一応は自浄作用が働いているという事ですからね。
日産不正排ガス検査の補償は?
では今回の日産不正排ガス検査の保証はあるのでしょうか。
以前完成品無資格検査が発覚した際、リコールでお店に来た客に対し「自動車の買い替え時に8万円を割り引くクーポン」を配っていました。
恐らく今回もそれと同じような対応になるかと思いますが、自動車買い替え時に使えるクーポンというのが解せないですね。
今回3回目の不正検査という事で、日産への信頼が落ちている人も多いはず。
その証拠に株価が下落の一途をたどっています。
今回の日産不正排ガス検査の補償が「自動車買い替え時に8万円を割り引くクーポン」だった場合、大ブーイングではないでしょうか。
だって信頼が落ちている日産車を買わないと、意味ないわけですから。
せめて次回車検費用全額負担等、思い切った補償を示してほしいものです。
日産不正排ガス検査のリコールはある?
結論から言うと、今回の日産不正排ガス検査でリコールは無いと発表しています。
生産部門トップの山内康裕チーフ・コンペティティブ・オフィサー(CCO)は同日、横浜市の本社で記者会見し、「お客さまをはじめ、関係者の皆さまに深くおわびする」と謝罪した。ただ法令基準を満たしていることを確認したとして、リコール(回収・無償修理)の必要はないとの見解を示した。
これどうなんでしょうか。
自分で作った製品がしっかりとした検査をしていないため、規定値を下回っている可能性があるんですよね?
だったら再度検査するのが筋ってものではないでしょうか。
1回目の完成品検査を無資格の方が行っていたときはリコールをしていました。
しかし、2回目の燃費改ざんでは「人の命に直接かかわる問題ではない」ので、リコールはしませんでした。
今回は人の命に直接かかわらないので、リコール対象外という事でしょうか。
もしそうだとしたら、少し残念ですね。
日産を信頼して自動車を購入した人はどうなるのでしょうか。
日産不正排ガス検査の対象車種は?
それではここで、日産不正排ガス検査の対応車種を見てみましょう。
- 栃木工場【GT-R・スカイライン・シーマ・フーガ】
- 追浜工場【ノート・ジューク・キューブ・シルフィ・マーチ】
- 日産車体湘南工場【NV200バネット・ウイングロード】
- 日産車体九州工場【エルグランド・NV350キャラバン】
- オートワークス京都【アトラス・パラメディック】
このように見てみると、日産車の大半に不正があったとみる事が出来そうですね。
それにしてもこれだけの台数をまたリコールするとなると、経営が非常に苦しくなるのではないでしょうか。
今回で不正検査の膿を出し切って、新規一転クリーンな日産としてまた日本の自動車メーカーをけん引してほしいものですね。
まとめ
「日産不正排ガス検査の補償やリコールは?対象車種や不正内容がヤバい!」について書いてきましたがいかがでしたでしょうか。
- 日産不正排ガス検査の内容がヤバい!?
⇒排ガス試験を行う際、試験室の温度などが規定値ではなかった。
⇒JC08モードの試験をする際、ドライバーのミスで指定速度を追いかけられなかった時のデータを使った。
⇒単純に数字の改ざんを行っていた。 - 日産不正排ガス検査の保証は?
⇒完成品検査の不正時は、「新車購入時に使える8万円割引券」を配っていた。
⇒せめて車検整備手数料無料や、オイル交換無料などの誠意がみたい。 - 日産不正排ガス検査のリコールはある?
⇒リコールはない。日産が明言している。
⇒以前燃費改ざんの時、人の命に直接かかわらないのでリコールはできないと説明。
⇒今回も恐らく同じ内容。 - 日産不正排ガス検査の対象車種は?
⇒栃木工場【GT-R・スカイライン・シーマ・フーガ】
⇒追浜工場【ノート・ジューク・キューブ・シルフィ・マーチ】
⇒日産車体湘南工場【NV200バネット・ウイングロード】
⇒日産車体九州工場【エルグランド・NV350キャラバン】
⇒オートワークス京都【アトラス・パラメディック】
以上。ごく普通の会社員でした。
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