ケフィア事業振興会はねずみ講?オーナー制度のメリットとは一体何?

みなさんこんにちは!ごく普通の会社員です!

先ほどスーパーで衝動買いした明太子と炊き立てご飯食べ終わり、ふぅーーーとコーヒーを飲んでいました。

明太子の後のコーヒー、、、合いませんね。口の中に残った明太子の風味とコーヒーのにおいがもう最悪で。。。。逆にストレス!みたいな?

と冒頭日記はこの辺に本題に入っていきましょう!

さて今回はケフィア事業振興会がお年寄りを中心に340億円未払いとなっていて、訴訟まで起こされてるというニュースについて書いていきたいと思います。

この340億円未払いの原因がオーナー制度といわれているみたいで、気になったので詳しく調べてみたんですが何がなんやら。。。といった感じでしたが、先ほど何んとなく理解が出来たので、記事にしたいと思いました。

また一部ではケフィア事業振興会はねずみ講じゃねえのか!という声もありましたから、その点も詳しく解説していきます。

ケフィア事業振興会が340億円未払いだと!?

加工食品のオーナーを募って現金を集めていた通信販売会社「ケフィア事業振興会」(東京都千代田区)が、契約者への支払いを滞らせているとして、消費者庁は31日、社名を公表し、消費者に注意を促した。滞納は少なくとも340億円、契約は2万件に上るという。
 消費者庁によると、同社は干し柿やメープルシロップなどの加工食品のオーナーとなり、契約から半年経過すれば契約時に支払った金額の10%程度を加算して払い戻す「オーナー制度」を展開。通信販売で商品を購入した人にダイレクトメールで仕組みを紹介していたという。
 各地の消費生活センターには17年9月以降、「支払いが遅れている」などの相談が1447件寄せられた。同社は聞き取りに「システム障害の発生や満期前の解約で資金が減少している」と説明したが、消費者庁は支払いの遅延は正当ではなく、消費者の利益を不当に害する恐れがあると判断。社名の公表に踏み切った。
 各地で相談が相次いでいることから、7月、被害者弁護団が結成。同社の勧誘方法が出資法違反であるとして警察当局への刑事告訴を検討しているという。

なんでもオーナー制度というものが発端で今回の騒動が起こったみたいですね

オーナー制度とは簡単に言うと、あなたをうち(ケフィア事業振興会)で売っている柿やヨーグルトのオーナーにしますよーーそのためにはまず契約金を1口5万円払ってくださいねー!

半年後契約が満了したら契約した5万円+10%でお返しします!といった内容です。

果たしてこのオーナー制度のメリットとはなんなのでしょうか。

ケフィア事業振興会のオーナー制度のメリット

このメリットは双方の立場に立って考えて見たら分かると思います。

まずオーナー制度でケフィア事業振興会と契約するお年寄りの方としては、1口5万円はらったら、半年後に55000円!?なにこれ!なにもしなくてもお金増えんの!?じゃあ貯金全部ぶっこんでやろう!ハイ100万円といった感じですね。

そのまま半年後に10%程の利益がついてきます。

一方でケフィア事業振興会からしてみたら、1口5万円で半年10%の金利でお金を不特定多数の人から借りられるというのがメリットとなりますね。

今回の被害額340億円となっていますが、銀行から340億円借りようと思ったら相当な事業計画や売上高、利益を出していないといけません。

借りるときにはそれなりの担保も必要になってきます。

しかしケフィア事業振興会はこのオーナー制度を使って、資金繰りをしていたものと思われます。

その資金繰りは一体何のために必要で、どのようなものに使われたのでしょうか?

ケフィア事業振興会はねずみ講?

結論から言います。

ケフィア事業振興会はねずみ講ではありません。またネットワークビジネスのようなねずみ講に近いビジネスでもありません。

というのもねずみ講というのは、そもそも実態のないものを価値があるかのように、人に売りつけて自分が利益を得る、いわば売買ゲームです。

またネットワークビジネスというのも、その会社に登録をしその会社の商品を自分でまずは使ってみる。

そして良い商品だから使ってみなよーってなうたい文句で、家族や友達に商品を売る。

その上でよかったら俺と一緒にビジネスしない?という売り文句でどんどんネズミ算式に会員を増やして利益を得るというビジネスです。

この二つのビジネスの違いは価値があるものを売っているのか、それとも価値がないものを売っているかの違いです。

ケフィア事業振興会の場合このような、人にビジネス(ケフィア事業振興会)を紹介して、自分が利益を得るという事はなさそうです。(私が調べた限りだとそのような事実はありませんでした。)

という事は単純にBtoCの会社と個人の取引という形ですね。

ケフィア事業振興会は何故お金が必要だった?

それでは何故ケフィア事業振興会はここまでのお金が必要だったのでしょうか。

それを紐解いていくには、ケフィア事業振興会の行っている事業を見ていく必要があります。

ケフィア事業振興協会は上記のような事業を展開しています。

基本的に販売業という事で、食料品や菓子類を1次生産者から仕入れて販売しているようですね。

また販売するときにはお年寄りに向け販売会なるものを開いており、この時のバックエンド商品が1口5万円のオーナー制度であると思います。

銀行から借りずに大きく資金を得る方法として、オーナー制度を作り判断能力の落ちたお年寄りをそこにおびき寄せる為に、販売会なるものを作った。

そしてその販売会の常連となったお年寄りにオーナー制度を紹介して1口5万円を得ていった。

この仕組みを大きくすればするほど、会社にお金が入ってきます。しかし半年で10%の利益を払うなどという契約では、自転車操業になり最終的な終わりも近くなります。

今回の騒動はただ単純にケフィア事業振興会のビジネスモデルの終わりが来たという話ではないでしょうか。

まとめ

結局ケフィア事業振興会は何がしたかったのかというとわかりません。

結構調べたんですがね。オーナー制度が1口5万円で半年後に10%の利益をつけて買い戻すという事しかわかりませんでした。

ここから銀行にお金を借りるよりもリスクが少ない方法を狙ったのではと考えましたが、そこから最終的にビジネスを大きくしていくイメージがわきませんでした。

ただケフィア事業振興会のオーナー制度というのは、自転車操業そのものでいずれ来る終わりが今来たという話なんではないでしょうか。

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