今回私は千田 琢哉さんの書いた「本を読んだ人だけがどんな時代も生き抜くことができる」を読んでタイトルにもある「成功の掟」を知りました。
速攻ブックオフで購入し、呼んでみたところめちゃくちゃ面白くて1時間で読破しました。
成功の掟は、1989年にマークフィッシャーという著者によって書かれた作品で、成功本の元祖とも言われています。
その販売数たるや全世界で200万部も売れたベストセラー作品なんです!
そんな成功の掟ですが、2005年に新装版としてリニューアルしています。またこのタイミングで3部作として「成功の掟2」と「成功の掟3」の発売もされています。
私は成功の掟を読んでマークフィッシャーの作品が少し気になっている節もあったので、そのまま成功の掟2と成功の掟3を購入しました。
その2冊を読んでびっくり。めちゃくちゃよい作品でした。
この成功の掟シリーズは前編小説形式で書かれています。
大富豪のミリオネアという老人と、お金持ちになりたい青年が主人公です。基本的にミリオネアが青年に成功の為の秘訣を教えるという形で進行していきます。
正直めちゃくちゃ読みやすいです。本の離乳食です。いやほんとに。
今回はそんな成功の掟を読んで全人類に読んで欲しいと思った理由を解説していきます。
以降はあなたが、今後幸せで自由な人生を送りたいのであれば読み進めてください。
幸せで自由な人生をおくる為に何故成功の掟を読むべきなのか?
正直成功の形って人によって色々あると思うんですよ。
それこそ幸せな家族をもつとか、お金持ちになるとか、仕事やめるとか、健康な肉体をもつとか。
でもね。考えてみてください。
幸せな家族を持っても、毎日仕事で忙しくてお金が無くても幸せですか?
お金持ちになっても、幸せな家族がいなくてお金を使う時間が無くても幸せですか?
仕事やめても、お金が無くて生きがいがなくなっても幸せですか?
健康な肉体があっても、幸せな家庭やお金が無くて幸せですか?
要はバランスなんですね。人生の幸福度はさまざまなもののバランスで決まるんですね。
そのバランスが高いところであればあるほど人生の幸福度が上がると思います。
よく愛とお金どっちが大事?って聞く人いますが、両方大事です。
強いて言えばどっちって食い下がったとしても、両方大事ですとしか言えません。だってバランスなんですから。
そのバランスについてわかるのがこの成功の掟シリーズなんです。
もちろん三部作というだけあって、それぞれの章でテーマは変わります。
でも大きなテーマは変わりません!
人生のバランスをどうとるか。そのために自分のマインドをどうするべきか。
それがこの成功の掟三部作でわかります。
成功の掟シリーズあらすじ
じゃあその成功のおきてってどんな作品?ってなると思いますので、章ごとにあらすじを書いていきます。
基本的な登場人物は以下の通りです。
大富豪ミリオネア
お金持ちになりたい青年
冒頭にも書いたとおり大富豪のミリオネアがお金持ちになりたい青年に成功の秘訣を教えます。
※以下章ごとのあらすじでは多少ネタバレを含みます。
成功の掟1
あるところにお金持ちになりたい青年がいた。
毎日毎日必死に働いても入ってくるお金は雀の涙ほど。これじゃ生活費もままならない。
そうだ、お金持ちの叔父にお金を貸してもらおうと思った青年。
しかし叔父は青年の為にならないと、その頼みを一蹴。
しかし人里離れた豪邸に住んでいるミリオネアなら青年をどうにかしてくれると紹介状を書いてくれた。
青年は叔父のいうとおりミリオネアに会いに行き、成功の秘訣を教えて欲しいと志願。
ミリオネアはこの青年に自分を重ね、少々いじわるな教え方で青年に成功の秘訣を教える。
また青年にすべてを教え終わった後、この運命はずっと廻っていると言い青年に1万ドルを渡し去っていく。
青年はその後ミリオネアを探したが、ミリオネアは豪邸の庭で人生に満足したかのような顔で死んでいた。
~~~~~後日~~~~~
後日青年の家にミリオネアから大量の蔵書が送られ家を埋め尽くすほどになった。
青年は本がすべて入る家に引越しするか、本を捨てるかの選択で引越しを選択。
青年のお金持ちへの道がひらかれた。
成功の掟2
青年はミリオネアから成功の秘訣を教わった後、小説を書くことを決意し執筆をしていた。
が、なかなかうまくいかず途中から書けずにいた。
蔵書を貰って引越しをしたのにも関わらず何も変わっていない青年であった。
青年はミリオネアからもらった1万ドルが日に日に減っている事が不安になり義理の父が経営するガソリンスタンドで働いていた。
そんなある日、ガソリンスタンドに見覚えのある顔が!ミリオネアが生きていたのである。
ミリオネアは青年の今の姿を見て驚愕した。自分が教えたことはなんだったのかと。
しかしそんなことで青年を嫌いになるミリオネアでは無い。
また再度青年に秘訣を教えることになったミリオネアは成功する方法は巨額の富を得ることではないと助言。
青年はその助言から家を買って貸しに出す不動産事業をすることに。不労収入を得ることで自由な時間を得ようとしたのである。
しかしそう単純に行くものでないのが人生。
壁に当たるたびミリオネアから助言を受けついに仕事を辞めるのに十分な不労収入を得ることに成功。
ミリオネアはそんな青年に本当に困ったときに空けなさいと秘密のプレゼントを渡した。
青年はその後仕事を辞め、小説を書いていくのであったが。。。。
成功の掟3
十分な不労収入を得て、仕事を辞めた青年は小説を1ページも書けずにいた。
義理の父が青年に、本当の父は自殺したと言ったのである。
青年は小説が書けるのに書けないもどかしさや、実の父のこと、借主からのクレームの電話に嫌気がさして自殺を決意。
遺書まで書いているところだったが、ふとミリオネアからのプレゼントの事を思い出した。
プレゼントを空けると中からは普通の靴ブラシ。とにかく靴を磨いてみる。
すると靴墨が電話番号をあらわすようになっていた。すぐ電話をした青年。
翌日ミリオネアからの遣いが家に来た。青年はその遣いに付いていき「お金持ちの修道院」たる所へ行く。
そこでミリオネアに再開した青年は「今を生きる」ということを教わる。
その後自宅に戻った青年は今まであったことを小説に書いて出版社へ持っていったが、どこもかしこも断る始末。
青年は自費出版で販売したところ大ヒット。ベストセラーとなった。
この本をオススメする3つ理由
成功の掟は上記のように3章に分かれてストーリーが展開されています。
1章(1冊)200ページも無く文字も小さすぎない為非常に読みやすくなっています。
そんな成功の掟をオススメする理由が3つあります。
読書の習慣をつけることができる
まず一つ目は読書の習慣をつけることが出来る。です。
この本1章(1冊)200ページで文字が小さくないので読みやすくないと言いましたが、それは日ごろ本を読んでいる人目線の話。
日ごろ本を読まない人が3章全部読むにはそれなりの時間が掛かると思います。恐らく3週間くらいは掛かるのではないでしょうか?
しかし小説仕立てで読みやすいことに変わりは無い為、途中で投げ出さずに読める確立が高いです。
それに成功本の元祖というだけあって、これからの人生で為になることが多く書かれています。
読書の習慣が無い人が、この本を読んで読書の重要性に気付くことが出来れば読書の習慣が付きます。
また3週間も読書を続けることができたなら、それはもう習慣になっています。
自分のマインドを変えることが出来る
マインドとはなんぞやって話なんですが、その人の考え方のことです。
ずっとサラリーマンの考え方だとお金持ちにはなれません。なぜならサラリーマンは天井が知れてるからです。
どれだけ働いてもサラリーマンは労働収入なので、働いた以上のお金は入ってきません。
不労収入を得ている人と労働収入で生活している人の考え方は根本的に違います。
具体的にお金がある時に不労収入を得ている人は投資をします。
対して労働収入で生活している人は貯金をします。
根本的な考え方が違うのです。
そのマインドを変えることができるのが成功の掟シリーズです。
自分の心を見つめなおすことが出来る
成功の掟はミリオネアと青年が織り成すストーリー仕立てで成功の秘訣を学ぶことが出来ます。
つまり青年に自己投影をすれば、ミリオネアが常に自分に話していると思うことが出来ます。
それにより自分はどうだろう。大丈夫かなーなど自分の心を見つめなおす事ができます。
まとめ
幸せで自由になりたいなら成功の掟を読むべきです。
タイトル事少し、いやだいぶいっちゃってますが、、、得られるものは多いはずです。てか多いです。
全世界にでだてに200万部売れていません。3部作読むのが厳しければ1作目だけでも読んでください。
きっと何かが変わります。
1作目読んだなら2作目3作目と読んで欲しいですが。。てか読んだほうが絶対にいいですが。
幸せで自由になりたいなら成功の掟を読んでみてください。
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