みなさんこんにちは!ごく普通の会社員です!
大阪を直撃して甚大な被害をもたらした台風21号ですが、皆さんは大丈夫でしたか?
関東も関西ほどではありませんが、電車の遅れや強風の飛来物などの被害がありました。
私も車に飛来物がぶつかって傷がついて、ちょっとショックです。
地元が大阪で20年間ほど住んでいたのですが、今回のような台風は本当に初めてです。
大阪って台風の直撃なんてめったにないんで、自分の中で大阪最強説さえ出ていましたからね!
今後関西は関空の復旧や南海尾崎駅の再建などの、復興作業に追われることとなると思いますが、なんとか関西大阪の意地を見せてほしいですね!
さてそんな私が今回書いていく記事は2018年の台風21号の経済損失についてです!
大阪に甚大な被害をもたらした2018年の台風21号ですが、その被害額を出してみました!
きっとその結果に驚く人も多いはず!
それでは早速本題に入っていきましょう!
2018年台風21号の経路や被害まとめ
さて2018年に発生した台風21号の被害額を算出する前に、今回台風21号がどのような経路を辿りどのような被害を出したのか振り返っていきましょう。
- 京都駅のガラス落下
- 関西で210万戸以上が停電
- 関空連絡橋にタンカーが衝突して使用不可
- 関空が高潮で水浸しになり使用不可
- 南海尾崎駅が配電盤ショートで火災
- JR甲子園口で架線に飛来物が当たりショート
- 関西地区で340本以上電柱が折れた等
2018年の台風21号は甚大な被害を関西にもたらしました。
以下ではTwitter民が台風21号の被害映像をまとめているので、ご覧ください。
台風21号の強さがよく分かる映像集。
— マヂキチJAPAN【公式】 (@madikichi_japan) 2018年9月4日
ほんまに関西ヤバかった。
全国の人たちに知ってほしい。
1人でも多くの人に届くように
RTお願いします。#台風21号 pic.twitter.com/giPV8l6drT
何故これほどの被害が2018年の台風21号で発生してしまったのでしょうか。
それには台風の進路が関係していると思われます。
日本の南海上で発生した台風21号は、直接日本には来ず少し遠回りをしていることがわかります。
これにより勢力が強くなり、今年の猛暑で海水温が上がった日本近海で勢力が衰えなかったのでしょう。
それではこの2018年に発生した台風21号の被害額や経済損失はいかほどでしょうか。
年間の台風被害額の平均はいくら?
まずは台風一つ当たりの平均被害額を算出するために、ネット上で検索したところ、とある会社が調べていました。
その結果台風が日本に及ぼす被害額の年間平均は3000億円弱となっています。
1年間当たりの台風接近数を出すにあたり、気象庁のホームページを見たところ、平年の台風接近数は11個強となっていました。
このことから台風1つあたりの平均被害額は270億円強である事がわかります。
ただ2018年に発生した台風21号は完全に規格外でした。
数年に一度レベルの台風という事でここからは、関西で起こった規格外の災害の被害額を見ていきましょう。
大阪北部地震での経済損失や被害額
2018年6月18日に大阪府を襲った大阪府北部地震の経済損失は1800億円といわれております。
この地震では最大震度6弱を記録し、4万戸以上の住宅に被害が出たといわれております。
停電は18万戸弱で、ガスは11万戸強が停止。
公共交通機関は東海道新幹線や山陽新幹線などが当日昼に復旧して、私鉄や在来線も続々と復旧していました。
阪神淡路大震災での経済損失や被害額
阪神淡路大震災の被害額は建物被害が6兆3000億円。ライフラインの被害が6000億円。道路・電車・空港などの社会基盤に2兆2千億円の被害が出たとされています。
ライフラインの被害が6000億円という事ですが、これは電気が不通になった期間が長く、同時にガスが供給できなかったため大きくなったものと思われます。
また社会基盤の被害においては、高速道路横倒し等の被害などもあったため2兆2千億円の被害が出たものとされています。
伊勢湾台風での経済損失や被害額
それでは地震から一旦離れて、台風というくくりで見たときに被害額はどうなるのでしょうか。
1959年に発生した伊勢湾台風での被害額は5050億円といわれています。
ただ伊勢湾台風は高潮と堤防の決壊で、水害被害が主な被害となっていることから、2018年の台風21号と直接比較はできません。
しかし台風21号の被害額算出の参考になりますね。
2018年台風21号の経済損失や被害額は?
台風1つあたりの平均被害額は270億強であることがわかりましたが、上記のような規格外の災害が起こった場合被害額は2000億円にも5000億円にもふくれあがります。
2018年に発生した台風21号の特徴を見てみると以下のようになっています。
- JR在来線・新幹線や関西私鉄が半日運転を見合わせ翌日に復旧できない路線もある。
- 210万戸の停電被害が発生した。
- 関空連絡橋を含め、関西空港に甚大な被害。
- 電柱が300本以上倒壊
- 水害の被害はそこまで報告されていない。
- 住宅の浸水や倒壊の報告がそこまで多くない。
このような事を総合的に考えると、伊勢湾台風よりも被害が少なく、大阪北部地震レベルの被害額になるのではないでしょうか。
おそらく1500億円~3000億円レベルでの被害額なのかなぁーと感覚的に思います。
関空が1日閉鎖していくらの損失があるのか
それでは閉鎖がこれから数か月は続くといわれている関西空港ですが、1日閉鎖する事の損失はいくらなのでしょうか。
関西空港の2017年度の営業収益は2064億円と公表されています。これを1日当たりに換算すると営業収益は1日当たり、5億6千万円となります。
1か月で168億円、2か月で330億円にもなります。
実際はこれ以上に空港の車両や点検設備の修繕費などがかかるでしょうから、2か月も閉鎖したら500億円ほどになると思われます。
まとめ
2018年台風21号の被害額はいくら?関空閉鎖でどこまで膨らむ?と題し書いてきましたがいかがでしたでしょうか!
2018年に発生した台風21号はまさに規格外といえる台風で、大阪をはじめ関西に甚大な被害をもたらしました。
今回はその被害額を予想してみましたが、恐らく1500億円~3000億円くらいになるのではないでしょうか。
経済損失という形で考えるともっと大きなものになると思われます。
今後いちはやい復旧を望みたいところですね!
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