ゼロの執行人のネタバレあらすじ!知らないと損する事前知識3点!

昨日2018年4月13日より全国ロードショーされている「劇場版名探偵コナン~ゼロの執行人~」ですが、早速見てきました!

安室さんめちゃくちゃかっこいいし、今回出ているキャラの衣装おしゃれだし、哀ちゃんかわいいし。最後まで気の抜けない中々見ごたえのある映画でしたね。
ただ今回の作品は警察と検事や、刑事部と公安部や、検事と弁護士や難しい言葉が多数出てきます。

正直事前知識が全くない状態で、視聴すると頭が追い付かず不完全燃焼になる。
というか私がなりました。

なので今回は公開日に視聴して、視聴前に知っておいた方がいいなーーって思った知識をまとめております!
ただ、一部ソフトなネタバレがある部分がございます。

絶対にネタバレは嫌!!って方はそっと閉じていただければと思います。

あらすじ

標的:東京サミット!?

東京サミット開催の地となる東京湾の新施設「エッジ・オブ・オーシャン」。サミットが開催される5月1日にはおよそ2万人もの警察官が出動するという超巨大施設で、大規模爆破事件が発生! そこには、全国の公安警察を操る警察庁の秘密組織・通称「ゼロ」に所属する安室透の影があった。秘密裏に動く安室の謎の行動に違和感を禁じ得ないコナン。

犯人は毛利小五郎!?

現場の証拠品に残された指紋から犯人はかつて警視庁に在籍していた毛利小五郎と断定されてしまう!小五郎の逮捕を巡って安室と敵対し始めるコナンは過去に安室が容疑者を自殺に追い込んだ事があるという奇妙な事件の話を聞く。そして小五郎の起訴が決まろうとしたその時、厳戒態勢の東京都内で、同時多発的に不可解なテロが勃発!

復讐のカウントダウン!

事件に隠された陰謀にコナンと公安警察が近づく中、サミット開催の日は大型無人探査機「はくちょう」が火星での任務を終え、地球に帰還する日でもある事が判明する。果たして、迫るXデーに何が起ころうとしているのか? 謎の存在・安室透は、敵なのか、味方なのか?

真実、正義、そして、愛のため——。
手段を厭わない「極秘任務」が執行される時
無慈悲な復讐の雨が、守るべきものに襲い掛かる!
出展:https://www.toho.co.jp/movie/lineup/conan-movie2018.html

視聴後にこのあらすじを見ると、このあらすじよく出来ているなと感心します。
このあらすじだけで全場面がフラッシュバックしますからね。

今回のストーリーで視聴前に知っていたら理解が深まるなーって思うのは以下の通りです。

●安室さんは何者なのか。
●警察と検察の違いや関係。
●弁護士と検事は、実は途中までは同じ道をたどる。

それでは順番に書いていきます。

安室さんとは何者?

今回のメインキャラクターは安室透。
安室透は実は3つの顔を持つスーパーエリートなんです。

●毛利小五郎の弟子として働くときの「安室透」
●黒の組織の一員としての「バーボン」
●警視庁公安としての「降谷零」

余談:安室透の名前に込められた意味とは?

順番に説明していく前に、余談をひとつ。
実はこの名前それぞれ理由があるんですね。
●安室透というのは、ガンダムのアムロと声優が同じなので安室というみたいです。
●黒の組織はコードネームを酒の名前にしているからバーボン。
降谷零の声優は「古谷徹」です。また「公安部ゼロ」という超秘密裏の組織の一員なので「零」。ここから「降谷零」という名前になっています。

ちなみにもう一つ余談ですが、安室透のライバル的存在と言えば、「赤井秀一」
この赤井秀一にもガンダムネタが取り入れられています。

ガンダムでアムロの敵と言えば「シャア」。シャア専用ザクと言えば真っ赤なので苗字が赤井。
またシャアの声優は「池田秀一」なので赤井秀一なんですね。

余談は以上です。

小五郎の弟子としての顔【安室透】

毛利小五郎と言えば、全国で「眠りの小五郎」として名前が売れた探偵です。
安室徹は実はそんな小五郎に弟子入りをしていたんですね。

コナンシリーズに初登場したのは、小五郎の友人の婚約者に雇われた私立探偵として。
その時に起きた事件で、コナン扮する「眠りの小五郎」に負けてしまい小五郎の弟子になっていたのです。

安室透は小五郎の事務所の下にある喫茶店「ポアロ」で働いています。
コナン君がピンチの時に必ず助けてくれるお兄さん役。
愛車はRX-7でドライビングセンスが抜群!今回もそんなRX-7は登場するのでしょうか?

黒の組織としての顔【バーボン】

黒の組織ではコードネームを酒の名前にしています。
安室透のコードネームは「バーボン」。

実は黒の組織に入り込むスパイの役割です。

警視庁公安部としての顔

今回のメインの顔ですね。
警視庁公安部に所属する「降谷零」。
今回のゼロの執行人とは他でもない「降谷零」の事です。

超秘密裏の組織公安部「ゼロ」に所属しており、推理能力や運動神経は警視庁随一。

警察と検察って?

今回で絶対に入れておいてほしい知識が警察と検察についてです。
両方似ている言葉ですが、全くの違う組織。

一応劇場でも簡単に解説はしてくれますが、それ以上にストーリーがどんどん進みます。
理解をしている間に次のシーンに変わるので、この「警察と検察」については絶対に知っておいた方がいいです。

警察とは?

警察とはみんなもご存知の警察庁や警視庁といった組織の事です。
国の機関として警察庁があり、その下に警視庁や各都道府県県警があるといった形ですね。

警視庁=東京都警察の事なのですが、何故他の警察のように〇〇県警察と名乗らないかと言うと「首都東京を守る警察だから。」という理由からのようですね。

基本的に犯人を逮捕する権限は警察が持っています。
裁判所に犯人である証拠を提出し、逮捕状が発行されれば逮捕できます。

また警察は、犯人を逮捕して捜査をした事件は、検察に送検しないといけません。
例外事項はありますが、基本的に身柄を検察に引き渡さないといけないのです。

検察とは?

検察とは警察が捜査した資料や証拠を元に、被疑者を再度取り調べをして起訴するかどうかを決定する機関です。
検察が取り調べ等をした結果捜査が不十分と判断した場合、警察に再捜査を指示する事ができます。

今放送している「正義のセ」がまさにこの検察を描いているドラマですね。

警察から送られてきた証拠を元に被疑者を再度取り調べる。
その結果から起訴なのか不起訴なのか、はたまた再捜査なのかを判断する組織です。

両組織の「公安部」の関係

警察と検察にはそれぞれ公安部があります。
基本的に警察と検察は別の機関なので同等の立場のはず。

ですが、この公安部については警察の公安部の方が検察の公安部よりも力を持ちます。

ここから少しネタバレですが、
劇中では本来検察が判断する起訴や不起訴について、警察の公安に「配慮」して判断しています。

検事と弁護士は元同僚

ゼロの執行人では「検事」と「弁護士」というのも大きなキーワードになってきます。
弁護士とはその名の通り「被疑者を弁護する立場」なのですが、検事は「被疑者の犯罪を立証する立場」です。

法廷では弁護士と検事が敵となります。
しかしこの検事と弁護士は、途中までの道のりは同じなんです。

もっと言えば、裁判官・検事・弁護士になる道は途中までは同じなんです。
途中までは同じ道を志す仲間なんです。

下記の図をご覧ください。

司法試験は皆さんご存知だと思います。
いわば弁護士になる為の試験として有名ですから。

この司法試験に合格した方は、司法修習生として実習や研修を受けます。

その後、検事になるのか、弁護士になるのか、裁判官になるのか選択する事ができます。
こういった事で、検事・弁護士・裁判官までの道のりは途中までは同じなのです。

まとめ

「ゼロの執行人のネタバレあらすじ!知らないと損をする視聴前知識3点とは!」について書いてきましたがどうでしたでしょうか。
ゼロの執行人は結構難しい話です。事前知識がないとちんぷんかんぷんとなる可能性もあります。

検察や警察の関係から、検事や弁護士の関係まで出てきます。
一応劇中で簡単な解説はしてくれますが、、、頭が追い付きません。

なので、事前知識を入れておいた方がすんなり理解でき、より映画のストーリーを楽しむことができると思います。

とはいえ、今回のコナン作品もめちゃくちゃ面白かったです。最後まで気の抜けない展開に興奮しました。
是非事前知識を入れて行き、楽しんでくださいね!